当山は功徳山永勝寺と称し、越前の永平寺と鶴見の総持寺を両本山とする曹洞宗の寺院です。慈高山長龍寺五世勅特賜洞圓明素禅師洲翁全哲大和尚を勧請し天文5年(1536年)の開創と伝えられています。功徳山永勝寺は、埼玉県久喜市にある曹洞宗のお寺です。
2036年(令和18年)に開山500年目を迎えるため、前年の令和17年に開山500回忌の法要を計画し、開山500回忌に向け、境内並びに仏具整備事業を進めています。
平成24年10月19日 |
久喜市公有財産一般競争入札により新駐車場用地を取得 |
平成26年 1月 1日 |
新駐車場(35台分)整備工事竣工 |
平成27年 5月 3日 |
座褥・拝敷・払子寄贈 |
平成27年11月29日 |
石塔5基・松3本寄贈 |
平成28年 1月16日 |
ペット供養墓「いつくしみの塔」建立 |
平成28年 1月23日 |
墓地内歩道拡張工事 |
平成28年 3月 5日 |
冬向法衣一式 2組寄贈 |
平成28年 4月29日 |
書院玄関前手摺り設置及びトイレ改修工事 |
平成29年 1月28日 |
永代供養墓建立並びに無縁墓改修工事 |
平成29年 2月17日 |
本堂前手摺り並びに簀の子設置 |
平成29年 3月 5日 |
夏向法衣一式 2組寄贈 |
平成29年 4月 吉日 |
回転式曲録寄贈 |
平成29年 4月 2日 |
書院前ベンチ設置 |
平成29年 4月 8日 |
幔幕三張・翠簾設置 |
平成29年11月 5日 |
お堂改修工事 3カ所 |
平成29年11月12日 |
手桶棚増設 |
平成30年 3月31日 |
常花2対・樹脂製供物2対・果物セット購入 |
平成30年 8月 吉日 |
署員用テーブル10基・座椅子40脚寄贈 |
平成30年12月 8日 |
永勝寺歴住供養墓所建立並びに墓地内歩道整備 |
平成31年 3月 9日 |
庫裡玄関に接客用テーブルセット購入 |
令和 元年10月 6日 |
高座用前机・立打用木魚台・背高?子台購入 |
令和 2年 3月18日 |
大般若600巻購入 |
令和 2年12月 吉日 |
木魚修復 |
令和 2年 4月 4日 |
花まつり花御堂購入 |
令和 2年11月14日 |
新型コロナウイルス感染症対策パーティーション一式購入 |
令和 2年12月19日 |
駐車場白線引き直し工事 |
令和 3年10月16日 |
本堂用接客テーブル・座椅子セット購入 |
令和 3年12月 9日 |
庫裡玄関前手摺り設置 |
令和 3年12月11日 |
本欅鎌倉型前机(8尺)購入 |
令和 3年12月25日 |
本蓮華金箔1対・彩色1対購入 |
令和 4年 1月16日 |
本欅製テーブル修繕 |
令和 4年 1月23日 |
本欅製塔婆立て1対購入 |
令和 4年 1月30日 |
曲録2基・香台2基・妙鉢2基修繕 |
令和 4年 2月11日 |
特大献茶湯器・献菓子器一式・曲録カバー3個購入 |
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【永勝寺歴代住職】
当寺開山 |
勅特賜 洞圓明素禅師 洲翁全哲大和尚 |
第2世 |
白岩全長大和尚 |
第15世 |
壽峰天海大和尚 |
第3世 |
逸東長英大和尚 |
第16世 |
通天圓洲大和尚 |
第4世 |
慈海英順大和尚 |
第17世 |
紫巌全洞大和尚 |
第5世 |
單山全堤大和尚 |
第18世 |
智月良光大和尚 |
第6世 |
實門孝順大和尚 |
第19世 |
天輪智光大和尚 |
第7世 |
峰圓立大和尚 |
第20世 |
佛心拔周大和尚 |
第8世 |
観コ翁大和尚 |
第21世 |
金室良釘大和尚 |
第9世 |
旭山仙翁大和尚 |
第22世 |
中興泰岳霊瑞大和尚 |
第10世 |
道榮林大和尚 |
第23世 |
瑞雲賢宏大和尚 |
第11世 |
無關哲丈大和尚 |
第24世 |
祖伝顕孝 |
第12世 |
大覺勇道大和尚 |
第25世 |
泰厳胤海 |
第13世 |
大圍活雄大和尚 |
第26世 |
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第14世 |
東林獨仙大和尚 |
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1月 1日〜3日 大般若祈祷会
1月 4日 年賀廻礼
1月26日 祖道元禅師降誕会
2月 3日 節分
2月15日 釈尊涅槃会
3月18日〜24日 春彼岸会
4月 2日(第1日曜) 釈尊降誕会・御開山忌・護持会役員会議
4月 護持会会費及び霊園清掃費納入
7月 1日〜10日 大施食会塔婆申込
7月13日〜16日 盂蘭盆法会・東京棚経
7月31日 盆供 ※7月25日から受付を行います
8月 5日(第1土曜) 大施食会(午前10時〜)
8月13日 迎え盆(午前6時〜)
8月13日〜16日 盂蘭盆法会・棚経 ※送り盆=16日
9月20日〜26日 秋彼岸会
9月29日 両祖忌(永平寺・總持寺開山)
11月21日 太祖瑩山禅師降誕会
12月 8日 釈尊成道会
12月31日 除夜の鐘
永勝寺大施食会:令和元年から、8月第1土曜日 午前10時開始に変更します
御開山忌並びに花祭り法要:毎年、4月第1日曜日 午前10時打ち出し
身近で親しみやすく心のよりどころとなる寺院経営を目指しています
二祖峨山韶碩碩禅師650回大遠忌報恩参拝焼香師:平成26年11月25日
本山より、二祖峨山韶碩碩禅師650回大遠忌報恩参拝焼香師の推薦がありました。傘寿を越え、最近ではお拝も満足にできないことから、お断りしようと考えていました。
しかし、平成16年9月に石川県の總持寺祖院御征忌法要「五院輪独住禅師献湯諷経」の焼香師を本山より拝命されてからちょうど10年が経過したこと、孫が總持寺で修行生活を送っていることから、自分自身の修行と考え、承ることとしました。
本山では、二祖さまのご功績や太祖常濟大師さまとのご因縁等々により、平成27年10月7日〜20日までの14日間、二祖峨山韶碩禅師650回大遠忌法要を厳修されます。
「相承〜大いなる足音がきこえますか〜」をテーマとして掲げて、御両尊の遺徳を学び、さらに実践の機縁と捉えてつとめるため、1年前となる平成26年度は予修法要(法要の予行練習)が計画され、その1つの法要の焼香師をつとめさせていただくことになったわけです。
本山から早速、当日の進退(本堂内での動き)の説明書と香語を作成するよう連絡が来ました。進退に関しては体で覚えようと考え、動きを一覧表にして本堂に掲示し、毎日練習することにしました。
また、香語は、今回の拝命に対しての素直な気持ちを言葉で表すことにしました。その気持ちとは、「諸嶽山總持寺には、代々の祖師方をはじめ、弟子たちにその教えは相互に継承され、古より現在まで多くの光を放っております。
なかでも、毎日、峨山禅師が永光寺と總持寺の朝課を勤めた大悲真読に伝わる仏法の奥義は、絶えずに数多くの弟子たちに受け継がれ、輝き続けております。
焼香師として、禅師様の代わりに法要の導師を勤めさせていただきます。心を込めて香を焚き、教化を受ける機会をいただいたことに感謝申し上げます。
今後も曹洞宗の教えに出会えたことの悦びを糧に、大きな功績を受け継げるよう努力して参ります。どうかこのつたない言葉そしてご供養を、慈悲の心を持っておうけくださいますことを。」
<焼香師 香語>
諸嶽相承萬古光 峨山法嗣輝連綿 眞香一謝機縁 曹洞法悦胤大功 伏冀慈悲容納
檀信徒の皆様にも焼香師をつとめる法要をぜひ見ていただきたく、總持寺参拝をお声がけしたところ、30名の永勝寺参拝団を組むことができました。
当日、シーンと静まりかえった千畳敷の大本山總持寺の大祖堂には、すでに50名近くの修行僧が鐘の合図により入堂していました。
香語のお唱えが終わった後、大悲咒真読に合わせて進前し、内陣に入り手を浄めて總持寺の須弥壇の階段を上がり、須弥壇上で自香を焚き、三拝をしました。その時には、感無量であるとともに、目前に先代の姿が浮かび上がり、大役を務め上げたこと見守ってくれていました。
法要後、大祖堂前で記念撮影を行い、一路、宿泊先となる伊豆稲取「銀水荘」に向かいました。翌日は、沼津御用邸の見学後、買い物をし、帰路につきました。
孔子は、「七十而從心所欲」、70歳になると思うままにふるまってそれで道をはずれないようになったと言っています。10年前の能登ではそこまで感じられませんでしたが、今回の拝命では、少なからずとも、80歳にして、ようやくその道に近づけたと感じられました。
平成20年夏後安居 当山23世退薫 当山24世晋山結成
平成20年7月19日(土)
・御寺院到着 12時30分
・進退ならし 12時45分
・五磬三拝 15時頃
・首座入寺式 15時30分
・土地堂念誦 16時
・開山歴住逮夜諷経 16時30分
・配役本則行茶 17時30分
・薬石 18時30分
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平成20年7月20日(日)
・御寺院到着 7時
・五磬三拝 7時30分頃
・安下処出発 7時45分
・山門頭到着 8時
・晋山式 8時
・退董式 9時
・晋山開堂 9時30分
・首座法戦式 10時30分
・開山歴住諷経 11時30分
・檀信徒総回向 12時
・記念写真撮影 12時30分
・祝宴 13時
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永勝寺梅花講のご案内
梅花流は、詠讃歌(御詠歌、和讃)のお唱えを通じて、お釈迦様、祖道元禅師さま、太祖螢山禅師さまの教えを学び、その教えを「お誓い」の基、実践しようという信仰活動です。
梅花講とは
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それぞれの寺院で唱えるたのしさを中心に正しい信仰を学ぶところです。「正しい信仰」は、経典と指導者から得られ、お仲間との語らいの中で生まれます。お寺に集まって、たくさんの人たちと一緒に詠讃歌を学び、お互いの幸せを願い、苦しみや悩みはみんなで癒やしながら励まし合って仲良くたのしい人生を実感していく活動です。曹洞宗寺院には、現在、6,400の梅花講があります。 |
梅花流詠讃歌とは
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お釈迦さま・両祖さまを讃え、ご先祖さまを敬う心を唱えます。その歌は、日本風土と暮らしの中で生まれたメロディーです。優しく穏やかな曲で、唱えやすく、安らかな心が生まれ、新たな感動がわいてきます。
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梅花講員とは
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人それぞれ様々な思いの中で、同行同修(他を受け入れながら同じ修行をすること)としていく信仰心あふれるすばらしいお仲間です。多くの人々が御仏の教えに照らされて、人と人が良い関わりを持ち、仲良く生きる術を学びます。日本国内はもとより、海外にも併せて約175,000人の講員さんがいます。 |